市場にも出回らない、地元でしか買えない八ヶ岳の麓、須玉町津金のりんご。
今年も寒暖差が激しい中、甘さを蓄えています。品種は「サンふじ」
津金地域の気候(寒暖差)のおかげで蜜ののりが良いです。霜が降りると甘くなり、2回霜がおりたら収穫の時期です。
食べた感じは、「シャキシャキ」そして、「みずみずしい。」農協でも出回らない希少価値の高い林檎です。
生産者は、早川潤さん。
毎日毎日丁寧に、林檎の様子を観察して育てています。
「何でもうまい」津金・相の原で育てられたりんご
八ヶ岳、南アルプスの麓に広がる山梨県北杜市の須玉町津金地域。寒暖差が大きく、土質が特に良い津金・相の原エリアは「相の原でつくるものはなんでもうまい」なんていわれるほど豊かで、古くからさまざまな果物の産地になってきました。そんな津金の特産品のひとつがりんごです。その蜜のノリの良さは抜群で、「りんごを売りに来た青森の行商が津金のりんごを食べ、『これはうまい』と買って帰った」なんて言い伝えもあるほどなんですよ。
30年食べ続けても飽きない
そんな津金でりんごを育てているのが早川潤さん。早川さんが子どものころは桃の生産が盛んだった津金地域ですが、30年ほど前、彼が高校生になった頃からりんごの栽培が盛んに。以来、飽きるほどりんごを食べて育ってきたそうです。しかし、それくらい食べても早川さんはまだまだ飽きないといいます。
生産者は20軒ほどの幻のりんご
「色、形、味すべてが申し分ないくらいの良いものができたときに大きな喜びを感じる」と語るほど、りんごへの深い愛情を傾ける早川さん。彼の夢は出荷量とりんごの認知を上げて津金を盛り上げていき、「津金地域すべてのりんごを育てること」だといいます。実は津金のりんごはその味の良さにもかかわらず、年々生産量が減少し、貴重なものになっているんです。原因は味や品質ではなく、過疎化と担い手不足。現在では津金全体でも生産者は20軒に満たないほどになっています。でも、「津金のりんごは日本一うまい」。そう語る早川さんは、この味を守るため、こだわりのりんごを育て続けています。
地元のオススメの食べ方は?
まずは、生で皮ごと食べてください。すりおろして、肉を漬けるマリネ液に入れるのもオススメ。豚肉で巻いて焼いても美味しいです。
皮まで食べれますか?
表面を軽く洗って、そのままガブリっ!をオススメします。2ヶ月前から消毒は控える為、人体には影響はありません。安心してお召し上がりください。
食べごろは?
常温保管してください。到着後は10日前後でお早めにお召し上がりください。長期保存すると表面に蜜が出てしまうことがあります。
いつまで出荷していますか?
11月下旬から1月中旬までが出荷期間です。(※天候により一週間ほど前後します。)